2021.07.28
2021.07.28
カナダの消費者物価指数
FOMC政策金利&声明発表
前日のNY市場は、株安・金利安・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。円全面高になったことでクロス円は軒並み軟調に推移しており、米ドル/円は節目の110.000を下抜けて109.600付近まで下落する結果となった。
テクニカル的に見ると、前日安値の109.600付近を下抜けた場合は、109.500の節目ブレイクによる一段安に、直近レジスタンスラインの110.000付近を上抜けた場合は、110.500の節目に向けた一段高が想定される。一方で、コアレンジ109.000~110.600付近での揉み合いが継続しており、現在の価格帯(109.700~800)はレンジの中央値付近で推移している状況だ。本日の日本時間深夜にFOMCを控えているため、どちらかに急騰・急落した場合はダマシによる反動に警戒したい。
本日は、21時半に加・消費者物価指数、23時半に米・週間原油在庫、27時に米・FOMC政策金利&声明発表、27時半にパウエルFRB議長の記者会見、翌10時にNZ・ANZ企業景況感が予定されている。FOMCではサプライズは予定されていないため、パウエルFRB議長の発言内容を静観したい。また、来週の雇用統計発表後は欧米が夏季休暇に入るため、夏枯れ相場に向けた米ドル/円の方向性に注目したい。
最近のレポート 記事一覧
2025.02.21
NEW
欧・製造業/サービス業PMIとユーロの反応を注視
欧・製造業/サービス業PMIとユーロの反応を注視
2025.02.20
NEW
地政学リスクと外交摩擦に警戒
地政学リスクと外交摩擦に警戒
2025.02.19
NEW
米・FOMC議事録と米ドルの動向に注目
米・FOMC議事録と米ドルの動向に注目
2025.02.18
NEW
英・雇用統計とベイリーBOE総裁の発言に注目
英・雇用統計とベイリーBOE総裁の発言に注目
2025.02.17
NEW
欧米各国の要人発言と欧州緊急首脳会議に警戒
欧米各国の要人発言と欧州緊急首脳会議に警戒
2025.02.14
ミュンヘン安全保障会議での停戦交渉協議に注目
ミュンヘン安全保障会議での停戦交渉協議に注目
2025.02.13
米・生産者物価指数とリスク後退の米ドル安に注目
米・生産者物価指数とリスク後退の米ドル安に注目
2025.02.12
米・消費者物価指数とパウエルFRB議長の議会証言に注目
米・消費者物価指数とパウエルFRB議長の議会証言に注目
2025.02.11
米・パウエルFRB議長の議会証言に注目か
米・パウエルFRB議長の議会証言に注目か
2025.02.10
米・トランプ大統領の関税政策に警戒
米・トランプ大統領の関税政策に警戒