欧州時間から米国時間にかけての指標発表に警戒か

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欧州時間から米国時間にかけての指標発表に警戒か

欧州時間から米国時間にかけての指標発表に警戒か

欧州時間から米国時間にかけての指標発表に警戒か
相場レポート

2021.07.23

2021.07.23

本日のポイント

  1. 欧米のPMI

  2. 英国・加の小売売上高

前日のNY市場は、株高・金利横ばい・原油高のリスクオン基調となり、米ドル買い・円売りの流れへシフト。クロス円が全般的に上昇するも、米ドル/円は拮抗し、110.00-110.40でのレンジ推移となった。テクニカル的に見ると、米ドル/円は110.4付近がレジスタンスとなっており、4時間足で抵抗下落となっているが、上抜けた場合は、一段上の110.69付近までの上昇が想定される。

昨日発表されたECB政策金利と声明発表では、金融緩和継続のハト派的スタンスが示され、ユーロの上値が重たくなっているため、来週水曜日の米FOMC政策金利発表を控え、米ドルへの資金流入が本格化するのか、十分に注意したい。また、対オセアニアでも米ドルは強含んでいるため、本日の米国時間での指標発表により一層の方向感が示されるのか、注視したいところだ。

本日は、15時に英・小売売上高と、16時15分から17時半にかけて仏・独・欧・英の製造業/サービス業PMIが発表予定となっている。いずれも速報値のため、急激な価格変化に警戒したい。また、アメリカン・エキスプレスやキンバリークラークなど、米主要企業の決算が佳境を迎えるため、株価変動による為替変化にも注意したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。