欧州と南アフリカの政策金利&声明発表に注目か

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欧州と南アフリカの政策金利&声明発表に注目か

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欧州と南アフリカの政策金利&声明発表に注目か
相場レポート

2021.07.22

2021.07.22

本日のポイント

  1. ECB政策金利&声明発表

  2. SARB政策金利&声明発表

前日のNY市場は、株高・金利高・原油高のリスクオン基調となり、米ドル売り・円売りの流れが加速。円全面安になったことでクロス円は軒並み堅調に推移しており、米ドル/円は直近レジスタンスラインの110.300付近まで上昇する結果となった。

テクニカル的に見ると、米ドル/円は111.600付近から下降トレンドが発生しており、戻り高値の110.700付近では上値の重い展開が想定される。一方で、直近の戻り高値である110.300付近まで上昇しているため、110.500の節目に向けて続伸する可能性もあるだろう。直近安値の109.000付近を下抜けるか、直近高値の110.700付近を上抜けるかにより、今後の方向性が決まるだろう。

本日は、20時45分に欧・ECB政策金利&声明発表、21時半に欧・ラガルドECB総裁の記者会見、米・新規失業保険申請件数、23時に米・景気先行指数、米・中古住宅販売件数、また時間未定で南アフリカのSARB政策金利&声明発表が予定されている。ECBの政策金利発表やラガルド総裁の記者会見を静観しつつ、ユーロ・英ポンドの値動きに注目したい。また、米国主要企業の第2四半期決算も本格化しているため、株価変動による為替への影響に警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。