米国の経済指標と主要企業の決算発表による影響に警戒か

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米国の経済指標と主要企業の決算発表による影響に警戒か

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米国の経済指標と主要企業の決算発表による影響に警戒か
相場レポート

2021.07.15

2021.07.15

本日のポイント

  1. 英国の失業率

  2. パウエルFRB議長の議会証言(上院銀行委員会)

前日のNY市場は、株横ばい・原油安・金利安のマチマチの展開となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。米ドル全面安になったことで、米ドル/円は直近サポートラインの110.500付近から50pipsほど下落しており、110.000の節目付近で軟調に推移する結果となった。テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの110.600付近を上抜けると111円台への一段高に、直近サポートラインの109.500付近を下抜けると108円台への一段安が想定される。

本日は、15時に英・失業率、21時半に米・新規失業保険申請件数、米・NY連銀製造業景気指数、米・フィラデルフィア連銀景況指数、米・輸入物価指数、22時15分に米・鉱工業生産、22時半に米・パウエルFRB議長の議会証言、24時に米・エバンス:シカゴ連銀総裁の発言、翌7時45分にNZ・第2四半期消費者物価指数が予定されている。

また翌日の正午過ぎに、日本のBOJ政策金利&声明発表や日銀経済・物価情勢の展望レポート、15時半に黒田日銀総裁の発言が予定されている状況だ。特に米国の経済指標&要人発言が多く予定されているため、米ドルの方向性に注目したい。なお、本日も米国の主要企業の第2四半期決算(モルガン・スタンレーなど)が予定されているため、株価変動による為替への影響に警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。