
2021.07.12
2021.07.12
米国の要人発言
米国の3年&10年債入札
週明けは、ほぼ窓なしでスタート。米ドル/円は110.200付近で堅調に推移しており、先週安値109.500付近から上昇して戻り高値を付けている状況だ。テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの110.500付近を上抜けると一段高に、直近サポートラインの109.500付近を下抜けると一段安が想定される。
一方で、110円台前半にかけては戻り売りが入りやすい水準となり、109円台後半では押し目買い優勢の展開が想定されるため、新たな材料が出るまでは110.000を挟んでの方向感に欠ける揉み合いとなるだろう。今週は、各国の重要経済指標や要人発言が数多く予定されており、ニュージーランド・カナダ・トルコ・日本の政策金利&声明発表が控えている状況だ。また、米国の主要企業の第2四半期決算も始まるため、株価変動による為替への影響に警戒したい。
本日は、22時半に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、24時半に米・3年債入札、25時に米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言、26時に米・10年債入札が予定されている。米国の要人発言や経済指標を静観しつつ、週明けの米ドル・円の方向性に注目したい。
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