2021.07.09
2021.07.09
英国のGDP/貿易収支
英国&欧州の要人発言
前日のNY市場は、株安・金利安・原油高のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。円高になったことで、クロス円(スイスフラン以外)は軒並み軟調に推移しており、米ドル/円は109円台後半まで下落する結果となった。
テクニカル的に見ると、重要な節目として意識された110.500を下抜けており、日足のチャネルラインを下向きにブレイクしているため、109円台後半~110円台前半にかけては戻り売り優勢の展開が想定される。一方で、新たな材料などにより急上昇した場合は、下向きのブレイクがダマシになる可能性もあるため、週末クローズに向けた値動きに注目したい。特に、現在は日足200MAの109.600付近でサポートされているため、109.500を下抜けるか、110.500を上抜けるかが直近の方向感を決める焦点となるだろう。
本日は、15時に英・GDP、英・鉱工業生産、19時に英・ベイリーBOE総裁の発言、欧・ラガルドECB総裁の発言、20時に英・貿易収支、21時半に加・失業率が予定されている。英国の重要経済指標の結果を静観しつつ、日本時間19時に重なっている英国・欧州の要人発言によって英ポンドとユーロの値動きのきっかけとなるかに注目したい。
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