欧・ECBの金融政策発表とラガルド総裁の発言に注目か

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欧・ECBの金融政策発表とラガルド総裁の発言に注目か

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欧・ECBの金融政策発表とラガルド総裁の発言に注目か
相場レポート

2021.07.08

2021.07.08

本日のポイント

  1. 米国の新規失業保険申請件数

  2. ラガルドECB総裁の発言

前日のNY市場は、株高・原油安・金利安のリスクオン基調となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。ロンドン市場までは米ドル売り・円売りの流れだったものの、FOMC議事録公表を背景にS&P500とナスダックが最高値更新しており、リスクオンによる株高・米ドル高の流れが強まる結果となった。

米ドル/円は110.400~110.800付近の狭いレンジ内で推移しており、米ドルと円の相殺関係によって方向感に欠ける展開となっている。テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの110.800付近を上抜けると111円台への一段高に、直近サポートラインの110.400付近を下抜けると、110.000の節目ブレイクに向けた一段安が想定される。

本日は、20時に欧・ECB金融政策戦略見直しの結果公表、21時半に米・新規失業保険申請件数、欧・ラガルドECB総裁の発言、24時に米・週間原油在庫、翌10時に中・消費者物価指数、中・生産者物価指数が予定されている。特に、ラガルドECB総裁の記者会見では、ECB金融戦略の見直しについて発言される予定のため、公表後・会見後のユーロの値動きに注目したい。また、翌朝には中国の重要経済指標も控えているため、株価変動による為替への影響に警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。