月末要因による動きと各国の重要経済指標に警戒か

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月末要因による動きと各国の重要経済指標に警戒か

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月末要因による動きと各国の重要経済指標に警戒か
相場レポート

2021.06.30

2021.06.30

本日のポイント

  1. 英国のGDP

  2. カナダのGDP

前日のNY市場は、株横ばい・金利安・原油高のマチマチの展開となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。米ドル/円は110円台後半で軟調に推移しており、米ドル高・円高の相殺関係によって方向感に欠ける展開となった。テクニカル的に見ると、110.500~110.900付近の狭いレンジ内での推移が継続しているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる一段高・一段安が想定される。

本日は、15時に英・第1四半期GDP【確報値】、英・第1四半期経常収支、18時に欧・消費者物価指数【速報値】、21時15分に米・ADP全国雇用者、21時半に加・GDP、22時45分に米・シカゴ購買部協会景気指数、23時に米・中古住宅販売保留、23時半に米・週間原油在庫、翌8時50分に日・第2四半期日銀短観、翌10時半に豪・貿易収支、翌10時45分に中・財新製造業PMIが予定されている。

各国の重要経済指標や要人発言が集中しており、明日には中国の習近平国家主席による演説(中国共産党創立100周年)や、OPEC総会/OPECプラス閣僚級会議が控えているため、ヘッドラインニュースによる急変動に警戒したい。また、明日から第2四半期に入るため、月末要因(本日が四半期末)とあわせてロンドンフィキシングに向けた実需による上下動があるかに注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。