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実需の動きに警戒か

実需の動きに警戒か

実需の動きに警戒か
相場レポート

2021.07.01

2021.07.01

本日のポイント

  1. ベイリーBOE総裁の発言

  2. ISM製造業景況指数

前日のNY市場は、株高・金利安・原油高のリスクオン基調となり、米ドル買い・円売りの流れが継続。ロンドン時間帯までは米ドル売り・円買いの流れだったものの、月末(四半期末)のロンドンフィキシングに向けて、米ドル買い・円売りの流れに反転する結果となった。米ドル/円は一時110.400付近まで下落した後に、111.100付近まで上昇している状況だ。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの111.100付近を上抜けると一段高に、直近サポートラインの110.400付近を下抜けると一段安が想定される。一方で、明日の雇用統計を控えての様子見ムードが広がっているため、どちらかにブレイクした場合も値幅は限定的となるだろう。

本日は、18時に英・ベイリーBOE総裁の発言、21時半に米・新規失業保険申請件数、23時に米・ISM製造業景況指数、28時にベイリーBOE総裁の発言が予定されている。雇用統計の先行指標として意識されるISM製造業景況指数の結果や、2回予定されているベイリーBOE総裁の発言などにより、米ドルと英ポンドの値動きに影響するか注目したい。また、本日より第2四半期に入るため、月初要因とあわせて実需による突発的な値動きに警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。