翌朝の中国指標に注目か

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翌朝の中国指標に注目か

翌朝の中国指標に注目か
相場レポート

2021.06.29

2021.06.29

本日のポイント

  1. ラガルドECB総裁の発言

  2. 中国の製造業&非製造業PMI

前日のNY市場は、株高(ダウは150ドル安)・金利安・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。円全面高になったことでクロス円は軒並み下落しており、米ドル/円は110.500~111.000のレンジ内で軟調に推移する結果となった。ロンドン時間帯には一時111.000手前まで上昇したものの、110円台後半では戻り売り優勢となり、上値の重さが意識される展開となっている。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの111.000を上抜けた場合は一段高に、直近サポートラインの110.500付近を下抜けた場合は一段安が想定される。一方で、週末に控える雇用統計までは上値重く下値堅い展開になりやすいため、どちらかにブレイクした場合はダマシによる反転に警戒したい。

本日は、21時に独・消費者物価指数【速報値】、22時に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、22時40分に欧・ラガルドECB総裁の発言、23時に米・消費者信頼感指数、翌8時15分に豪・ロウRBA総裁の発言、翌10時に中・製造業PMI、中・非製造業PMI、NZ・ANZ企業景況感が予定されている。各国の経済指標や要人発言を静観しつつ、翌朝に控える中国指標の結果に注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。