
2021.06.28
2021.06.28
米国の要人発言
米ドルと円の方向性
週明けは、ほぼ窓なしでスタート。米ドル/円は110.800付近で堅調に推移しており、高値圏での揉み合いが継続している状況だ。テクニカル的に見ると、直近サポートラインの110.500付近を下抜けると一段安に、直近レジスタンスラインの111.100付近を上抜けると一段高が想定される。110円台中盤では押し目買い、111円台前半では戻り売りによって上値重く下値堅い展開が続いているため、三角持ち合いを上下どちらかにブレイクした場合はストップロスで急落・急騰する可能性があるだろう。
本日は、22時に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、25時に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言が予定されている。米国の要人発言による値動きを静観しつつ、先週に強まった円安の流れが継続するかに注目したい。
また、今週末には雇用統計が控えており、週中にかけて月末要因(第2四半期入り)や中国の重要経済指標、OPEC総会などが予定されている状況だ。また、翌週の7月5日(月)は米国が祝日による休場となり、雇用統計発表後に米国が連休入りする状況のため、週末クローズに向けた思惑による値動きに警戒したい。
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