2021.06.21
2021.06.21
ラガルドECB総裁の発言
米国の要人発言
週明けは、ほぼ窓なしでスタート。米ドル/円は直近高値の110.800付近から50pipsほど下落した価格帯で揉み合いが続いており、110円台前半で底堅く推移している状況だ。先週末に米ドル買い・円買いが強まったことでドルストレート・クロス円は軒並み下落しており、新興国通貨も売られているため、週明けの米ドル・円の方向性に要注目となるだろう。
テクニカル的に見ると、直近サポートラインの110.000を下抜けた場合は109円台後半への一段安に、直近レジスタンスラインの110.800付近を上抜けた場合は、111円台前半への一段高が想定される。一方で、新たな材料が出るまでは底堅い展開が想定されるため、調整による下落が落ち着いた後は110円台で揉み合いながらのジリ上げとなるだろう。
本日は、21時半に欧・ラガルドECB総裁の発言、22時半に米・ブラード:セントルイス連銀総裁の発言、23時15分に欧・ラガルドECB総裁の発言、28時に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言が予定されている。欧州・米国の要人発言が控えているため、ユーロに関する発言や、先週のFOMCの結果を受けての金利見通し等に関する発言があるかを静観したい。また、先週末に加速した米ドル買い・円買いの流れが継続するかに注目したい。
最近のレポート 記事一覧
2025.06.20
NEW
中東情勢の緊迫感緩和が継続か
中東情勢の緊迫感緩和が継続か
2025.06.19
NEW
スイスと英国の政策金利発表に注目
スイスと英国の政策金利発表に注目
2025.06.18
NEW
米・FOMC政策金利とSEPに注目
米・FOMC政策金利とSEPに注目
2025.06.17
NEW
米・小売売上高と鉱工業生産に注目
米・小売売上高と鉱工業生産に注目
2025.06.16
NEW
中東情勢と日米首脳会談の行方を注視
中東情勢と日米首脳会談の行方を注視
2025.06.13
NEW
中東情勢緊迫化によるリスク回避に警戒
中東情勢緊迫化によるリスク回避に警戒
2025.06.12
米・生産者物価指数と30年国債入札に警戒
米・生産者物価指数と30年国債入札に警戒
2025.06.11
米・消費者物価指数と財政収支に注目
米・消費者物価指数と財政収支に注目
2025.06.10
米中貿易協議の進展を見据える展開
米中貿易協議の進展を見据える展開
2025.06.09
米中貿易協議を控えたリスクオン継続か
米中貿易協議を控えたリスクオン継続か