週末クローズに向けた値動きに警戒か

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週末クローズに向けた値動きに警戒か

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週末クローズに向けた値動きに警戒か
相場レポート

2021.06.18

2021.06.18

本日のポイント

  1. 英国の小売売上高

  2. 黒田日銀総裁の記者会見

前日のNY市場は、株安(ナスダックは上昇)・金利安・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円買いの流れが加速。円全面高になったことでクロス円は軒並み下落しており、米ドル/円は110円台前半まで下落する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近高値の110.800付近を上抜けると一段高に、直近サポートラインの110.300付近を下抜けた場合は110.000の節目をブレイクする値動きが想定される。一方で、110円台前半~109円台後半にかけては押し目買いが入りやすい水準のため、週末クローズに向けた米ドルの方向性に注目したい。

本日は、15時に英・小売売上高、英・小売売上高(除自動車)、15時半に日・黒田日銀総裁の記者会見が予定されている。NY時間帯に重要経済指標は予定されておらず、経済指標の結果に左右されない相場環境のため、思惑による急変動に警戒したい。また、最近は円安の流れが継続していたこともあり、豪ドルやNZドル、英ポンドやスイスフランなどのクロス円は高値圏から200~300pipsほど下落しているため、調整による下落がどこまで加速するかに注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。