各国の政策金利・声明発表に注目か

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各国の政策金利・声明発表に注目か

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相場レポート

2021.06.17

2021.06.17

本日のポイント

  1. スイスの政策金利&声明発表

  2. トルコの政策金利&声明発表

前日のNY市場は、株安・原油安・金利高のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円買いの流れが加速。米ドル/円は直近レジスタンスラインの110.300付近を上抜けて、110.700付近まで上昇する結果となった。FOMCではインフレ上昇は一時的との見方は変わらないものの、2023年の利上げが織り込まれたことから米ドル買いが強まっている状況だ。

テクニカル的に見ると、3月31日(水)に付けた直近高値110.964を上抜けるかが焦点となり、111円台へ上昇する可能性がある。一方で、サポレジ転換によって110.300付近では下値堅い値動きとなるだろう。FOMCの結果により急上昇しているため、一時的な調整による下落があった場合は、押し目買い優勢の展開が想定される。

本日は、16時半にスイス・SNB政策金利&声明発表、20時にトルコ・TCMB政策金利&声明発表、21時半に米・新規失業保険申請件数、米・フィラデルフィア連銀景況指数、23時に米・景気先行指数が予定されている。また、翌日の正午過ぎに日本のBOJ政策金利&声明発表が控えている状況だ。スイス・トルコ・日本の政策金利&声明発表を静観しつつ、FOMC消化後の米ドルの方向性に注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。