2021.06.16
2021.06.16
英国の消費者物価指数
FOMC政策金利&声明発表
前日のNY市場は、株安・金利高・原油高のマチマチの展開となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。米ドル/円は110.000~110.200付近の小幅な値動きとなり、110円台前半での揉み合いに終始する結果となった。日足で約20pipsほどの値幅で推移しており、FOMCを控えての様子見ムードが広がっている状況だ。
テクニカル的に見ると、直近高値の110.300付近を上抜けると一段高に、直近サポートラインの109.600付近を下抜けると一段安が想定される。日足では安値切り上げ・高値更新の上昇トレンド継続中のため、直近サポートラインを下抜けない限りは110.300付近の高値更新を狙った値動きとなるだろう。一方で、FOMCの結果次第ではトレンド反転の可能性があるため、109円台前半あるいは110円台後半まで値動きが加速するかに注目したい。
本日は、15時に英・消費者物価指数、英・小売物価指数、英・生産者物価指数、21時半に加・消費者物価指数、米・住宅着工件数、米・輸入物価指数、23時半に米・週間原油在庫、27時に米・FOMC政策金利&声明発表、米・FRB経済・金利見通し発表、27時半に米・パウエルFRB議長の発記者会見、翌7時半に加・マックレムBOC総裁の発言、翌7時45分にNZ・第1四半期GDP、翌10時半に豪・失業率が予定されている。FOMC以外にも各国の重要経済指標が多く予定されているため、指標発表や要人発言による各通貨の値動きに警戒したい。
最近のレポート 記事一覧
2025.09.11
NEW
米・PPIの下振れでCPIへの警戒感が高まる展開
米・PPIの下振れでCPIへの警戒感が高まる展開
2025.09.10
NEW
米・8月PPIが米ドル安基調に影響を与えるか
米・8月PPIが米ドル安基調に影響を与えるか
2025.09.09
NEW
米・雇用者数年次改定の大幅下方修正に警戒
米・雇用者数年次改定の大幅下方修正に警戒
2025.09.08
NEW
日仏の政局リスクが材料視されるか
日仏の政局リスクが材料視されるか
2025.09.05
NEW
米・雇用統計から利下げ見通しを探る展開
米・雇用統計から利下げ見通しを探る展開
2025.09.04
NEW
米・ADP雇用統計とISM非製造業景況指数に警戒
米・ADP雇用統計とISM非製造業景況指数に警戒
2025.09.03
英・財政懸念による英ポンド安が継続か
英・財政懸念による英ポンド安が継続か
2025.09.02
欧・8月CPIと年内利下げ見通しに注目
欧・8月CPIと年内利下げ見通しに注目
2025.09.01
NY勢不在中の米ドル売り相場を注視
NY勢不在中の米ドル売り相場を注視
2025.08.29
米・個人消費支出と月末フローに警戒
米・個人消費支出と月末フローに警戒