2021.06.10
2021.06.10
欧州の政策金利&声明発表
米国の消費者物価指数
前日のNY市場は、株安・原油安・金利安のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円売りの流れが継続。NY市場前半では米ドル売りの流れだったものの、ロンドンフィキシング後は米ドル買いの流れに変わり、米ドル/円は109円台後半まで上昇する結果となった。
テクニカル的に見ると、直近安値の109.200付近を下抜けると一段安に、直近高値の109.600付近を上抜けると一段高が想定される。一方で、新たな材料が出るまでは上値重く下値堅い展開となりやすいため、109.500を挟んでの揉み合いとなるだろう。
本日は、20時45分に欧・ECB政策金利&声明発表、21時半に欧・ラガルドECB総裁の記者会見、米・新規失業保険申請件数、米・消費者物価指数、26時に米・30年債入札が予定されている。欧州の政策金利やラガルドECB総裁の記者会見では、予想通り据え置きとなるか、利上げに言及する内容があるかに注目したい。また、米国のインフレ動向に注目が集まっている中で消費者物価指数(CPI)の発表があり、普段よりも指標結果による値動きが激しくなる可能性があるため、週末にかけての米ドルの方向性に注目したい。
最近のレポート 記事一覧
2025.06.20
NEW
中東情勢の緊迫感緩和が継続か
中東情勢の緊迫感緩和が継続か
2025.06.19
NEW
スイスと英国の政策金利発表に注目
スイスと英国の政策金利発表に注目
2025.06.18
NEW
米・FOMC政策金利とSEPに注目
米・FOMC政策金利とSEPに注目
2025.06.17
NEW
米・小売売上高と鉱工業生産に注目
米・小売売上高と鉱工業生産に注目
2025.06.16
NEW
中東情勢と日米首脳会談の行方を注視
中東情勢と日米首脳会談の行方を注視
2025.06.13
NEW
中東情勢緊迫化によるリスク回避に警戒
中東情勢緊迫化によるリスク回避に警戒
2025.06.12
米・生産者物価指数と30年国債入札に警戒
米・生産者物価指数と30年国債入札に警戒
2025.06.11
米・消費者物価指数と財政収支に注目
米・消費者物価指数と財政収支に注目
2025.06.10
米中貿易協議の進展を見据える展開
米中貿易協議の進展を見据える展開
2025.06.09
米中貿易協議を控えたリスクオン継続か
米中貿易協議を控えたリスクオン継続か