月末要因による変動に警戒か

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月末要因による変動に警戒か

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月末要因による変動に警戒か
相場レポート

2021.05.31

2021.05.31

本日のポイント

  1. 英国・米国が休場

  2. オーストラリアの政策金利&声明発表

週明けは、ほぼ窓なしでスタート。米ドル/円は109円台後半での揉み合いが継続しており、先週の始値よりも100pipsほど高値圏で推移している状況だ。テクニカル的に見ると、先週高値の110.200付近を上抜けた場合は一段高に、直近サポートラインの109.700付近を下抜けた場合は一段安が想定される。

一方で、110円台への上昇は上ヒゲを付けた形になっているため、110.000~110.100付近では戻り売りによって上値の重い展開が想定される。現在はテーパリング開始時期やインフレ動向に市場の注目が集まっているため、米ドル高・円安につながる材料が出るまでは、方向感に欠ける展開となるだろう。特に週末に雇用統計を控えているため、様子見ムードが広がる可能性がある。

本日は、21時に独・消費者物価指数【速報値】、21時半に加・第1四半期経常収支、翌10時半に豪・住宅建設許可件数、豪・第1四半期経常収支、翌10時45分に中・財新製造業PMI、翌13時半に豪・RBA政策金利&声明発表が予定されている。英国・米国が休場のため、ロンドン時間帯・NY時間帯の薄商いを狙った急変動に警戒したい。また、翌朝にオーストラリアの重要経済指標が控えており、昼過ぎには政策金利&声明発表が予定されているため、豪ドルの値動きに注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。