2021.05.20
2021.05.20
ラガルドECB総裁の発言
オーストラリアの小売売上高
前日のNY市場は、株安・原油安・金利高のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。ビットコインなどの仮想通貨の下落幅が拡大したことで、一時的にリスクオフの円高になったものの、引けにかけてはやや円安の展開となった。また、FOMC議事録公表においてタカ派の意見が見られたことで、日本時間3:00頃から米ドル買いの流れが強まっている状況だ。
米ドル/円はNY市場OPEN後に109.300付近から108.500付近まで下落したものの、引けにかけては下落幅を埋めるほど上昇しており、急落・急騰により方向感に欠ける展開となっている。テクニカル的に見ると、108.500~109.500のレンジボックス内で推移しているため、新たな材料が出るまでは109.000を挟んでの揉み合いが継続するだろう。
本日は、20時50分に欧・ラガルドECB総裁の発言、21時半に米・新規失業保険申請件数、米・フィラデルフィア連銀景況指数、23時に米・景気先行指数、翌10時半に豪・小売売上高が予定されている。また、時間未定で南アフリカの政策金利&声明発表が予定されているため、各国の経済指標・要人発言を静観しつつ、米ドルの方向性に注目したい。
最近のレポート 記事一覧
2025.09.10
NEW
米・8月PPIが米ドル安基調に影響を与えるか
米・8月PPIが米ドル安基調に影響を与えるか
2025.09.09
NEW
米・雇用者数年次改定の大幅下方修正に警戒
米・雇用者数年次改定の大幅下方修正に警戒
2025.09.08
NEW
日仏の政局リスクが材料視されるか
日仏の政局リスクが材料視されるか
2025.09.05
NEW
米・雇用統計から利下げ見通しを探る展開
米・雇用統計から利下げ見通しを探る展開
2025.09.04
NEW
米・ADP雇用統計とISM非製造業景況指数に警戒
米・ADP雇用統計とISM非製造業景況指数に警戒
2025.09.03
英・財政懸念による英ポンド安が継続か
英・財政懸念による英ポンド安が継続か
2025.09.02
欧・8月CPIと年内利下げ見通しに注目
欧・8月CPIと年内利下げ見通しに注目
2025.09.01
NY勢不在中の米ドル売り相場を注視
NY勢不在中の米ドル売り相場を注視
2025.08.29
米・個人消費支出と月末フローに警戒
米・個人消費支出と月末フローに警戒
2025.08.28
欧・ECB理事会議事要旨と利下げ見通しに注目
欧・ECB理事会議事要旨と利下げ見通しに注目