月末リバランスに警戒か

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月末リバランスに警戒か

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相場レポート

2021.04.30

2021.04.30

本日のポイント

  1. 欧州のGDP

  2. カナダのGDP

前日のNY市場は、株高・金利安・原油高のリスクオン基調となり、米ドル買い・円売りの流れが継続。米ドル/円は東京時間帯に108.500付近まで下落したものの、ロンドン市場・NY市場では押し目買い優勢となり、109.200付近まで上昇する結果となった。テクニカル的に見ると、直近高値の109.200付近を上抜けると一段高に、直近安値の108.500付近を下抜けると一段安になりやすいため、108円台後半での揉み合いが想定される。

本日は、17時に独・第1四半期GDP【速報値】、スイス・ジョーダンSNB総裁の発言、18時に欧・消費者物価指数【速報値】、欧・第1四半期GDP【速報値】、21時半に加・GDP、米・個人所得、米・PCEデフレーター、米・第1四半期雇用コスト指数、23時に米・ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】が予定されている。

各国の重要経済指標の結果を静観しつつ、月末リバランスによるユーロ・英ポンド・米ドルの急変動に警戒したい。特に、日本のゴールデンウイーク期間中に円買いの仕掛けが入るとの観測があるため、米ドル/円やクロス円の値動きに注目したい。また、季節要因としてセル・イン・メイが意識されるため、株価下落による為替への影響に注意したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。