米国の重要経済イベントによる影響に警戒か

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米国の重要経済イベントによる影響に警戒か

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米国の重要経済イベントによる影響に警戒か
相場レポート

2021.04.28

2021.04.28

本日のポイント

  1. FOMC政策金利&声明発表

  2. バイデン大統領の演説

前日のNY市場は、株安・金利高・原油高のマチマチの展開となり、米ドル買い・円売りの流れが継続。2日連続で円全面安となったことでクロス円は堅調に推移しており、米ドル/円は108円台後半まで上昇する結果となった。テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの108.200・108.500付近を上抜けているため、節目となる109.000をブレイクする流れが想定される。

本日は、21時半に加・小売売上高、23時に欧・ラガルドECB総裁の発言、23時半に米・週間原油在庫、27時に米・FOMC政策金利&声明発表。27時半に米・パウエルFRB議長の記者会見、翌7時45分に NZ・貿易収支、翌10時にNZ・ANZ企業景況感が予定されている。また、時間未定(29日の朝方の予定)でバイデン大統領の演説が控えている状況だ。施政方針の演説であり、最近報道されて話題となった「キャピタルゲイン増税案」など、経済対策の財源や方向性に要注目となるだろう。

FOMCの結果やパウエルFRB議長の発言を静観しつつ、翌朝に控えるバイデン大統領の演説内容に注目したい。また、米国の主要企業の第1四半期決算が本格化しており、本日はアップル・フェイスブックなどが控えているため、株価変動による為替への影響に警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。