2021.04.21
2021.04.21
英国の重要経済指標が連続している
カナダのBOC政策金利&声明発表
前日のNY市場は、株安・金利安・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。米ドル/円は一時108.500付近まで上昇したものの、引けにかけては戻り売り優勢となり、108.000付近で軟調に推移する結果となった。テクニカル的に見ると、108.000の節目を抜けると一段安になりやすく、目立つサポートラインがないことから107円台の下値の底堅さを確認する流れが想定される。
また、ロンドン時間帯ではオセアニア通貨高になったものの、NY時間帯からは株安を背景にオセアニア通貨が売られる展開となり、円買いと相まって豪ドル/円やカナダドル/円が大きく下落している状況だ。一方で、英ポンドは軟調な推移が続いており、米ドル買い・円買いの流れにより上値の重い展開となるだろう。
本日は、15時に英・消費者物価指数、英・小売物価指数、英・生産者物価指数、19時半に英・ベイリーBOE総裁の発言、21時半に加・消費者物価指数、23時に加・BOC政策金利&声明発表、23時半に米・週間原油在庫、24時に加・マックレムBOC総裁の記者会見、26時に米・20年債入札が予定されている。英国の重要経済指標の結果による英ポンドの値動きを静観しつつ、カナダの政策金利&声明発表による市場の反応に注目したい。
最近のレポート 記事一覧
2025.09.11
NEW
米・PPIの下振れでCPIへの警戒感が高まる展開
米・PPIの下振れでCPIへの警戒感が高まる展開
2025.09.10
NEW
米・8月PPIが米ドル安基調に影響を与えるか
米・8月PPIが米ドル安基調に影響を与えるか
2025.09.09
NEW
米・雇用者数年次改定の大幅下方修正に警戒
米・雇用者数年次改定の大幅下方修正に警戒
2025.09.08
NEW
日仏の政局リスクが材料視されるか
日仏の政局リスクが材料視されるか
2025.09.05
NEW
米・雇用統計から利下げ見通しを探る展開
米・雇用統計から利下げ見通しを探る展開
2025.09.04
米・ADP雇用統計とISM非製造業景況指数に警戒
米・ADP雇用統計とISM非製造業景況指数に警戒
2025.09.03
英・財政懸念による英ポンド安が継続か
英・財政懸念による英ポンド安が継続か
2025.09.02
欧・8月CPIと年内利下げ見通しに注目
欧・8月CPIと年内利下げ見通しに注目
2025.09.01
NY勢不在中の米ドル売り相場を注視
NY勢不在中の米ドル売り相場を注視
2025.08.29
米・個人消費支出と月末フローに警戒
米・個人消費支出と月末フローに警戒