2021.04.20
2021.04.20
英国の失業率
オーストラリアの小売売上高
前日のNY市場は、株安・金利高・原油高のマチマチの展開となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。米ドル/円はロンドン時間帯に108.500の節目をブレイクしたことで一段安となり、108.000の節目付近まで下落する結果となった。NY時間帯では、108.000~108.300付近の狭いレンジ内での推移が続いたため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落が想定される。
テクニカル的に見ると、重要な節目の108.500を下抜けていることから、108円台中盤から108円台後半にかけては上値の重い展開が想定される。一方で、108.000の節目を下抜けた場合は目立つサポートラインが見当たらないため、107円台の底堅さを確認する流れとなるだろう。米ドルの方向性について、中長期目線では米ドル買い意欲が根強いため、107円台の下掘りがある場合は、押し目買いによる底堅い推移が想定される。
本日は、15時に英・失業率、翌7時45分にNZ・第1四半期消費者物価指数、翌10時半に豪・小売売上高が予定されている。ロンドン時間帯・NY時間帯の値動きを静観しつつ、翌朝に控えるニュージーランドとオーストラリアの重要経済指標の結果に注目したい。
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