連休前のポジション調整に警戒か

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連休前のポジション調整に警戒か

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相場レポート

2021.04.02

2021.04.02

本日のポイント

  1. 米国の雇用統計

  2. 連休前のポジション調整に警戒

前日のNY市場は、株高・金利安・原油高のリスクオン基調となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。目先のインフレ懸念が後退したことで米国債の利回りが低下しており、S&P500が初の4000台まで上昇するなど、先行きを楽観視するムードが広がる結果となった。

米ドル/円は米ドル売り・円売りの相殺関係により方向感がなく、110.500を挟んでの揉み合いが継続している状況だ。直近サポートラインの110.400付近を下抜けると一段安に、直近レジスタンスラインの110.900付近を上抜けると一段高が想定されるため、週末クローズに向けた思惑による値動きに警戒したい。

本日は、21時半に米・雇用統計(非農業部門雇用者数・失業率・製造業雇用者数・平均時給)が予定されている。市場予想では非農業部門雇用者数は65万人増、失業率は6%に低下する見込みとされており、早期経済回復への期待感が高まっている状況だ。また本日は、多くの国が祝日(※グッド・フライデー)となっており、週明けの4月5日(月)はイースター・マンデーによって多くの国が休場となる。雇用統計の発表後に各国が連休入りするため、ポジション調整による反動に警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。