新年度・月初要因に警戒か

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新年度・月初要因に警戒か

新年度・月初要因に警戒か
相場レポート

2021.04.01

2021.04.02

本日のポイント

  1. 米国のISM製造業景況指数

  2. 米国の新規失業保険申請件数

前日のNY市場は、株高・金利高・原油安のリスクオン基調となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。米ドル/円は一時111円手前まで上昇したものの、ロンドンフィキシング前後で米ドル売り・円買いの流れが強まり、110円台後半で底堅く推移する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近サポートラインの110.400付近を下抜けた場合は一段安に、直近高値110.964を上抜けた場合は一段高が想定される。週末クローズに向けて110.000を下抜けるか、111.000を上抜けるかに注目したい。一方で、日足の200MAから乖離した高値圏での推移が継続しているため、111円台まで上昇した場合も週末クローズに向けてのポジション調整により、上値の重い展開となる可能性もあるだろう。

本日は、21時半に加・住宅建設許可数、米・新規失業保険申請件数、23時に米・ISM製造業景況指数、26時に米・ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言が予定されている。明日に雇用統計を控えているため、先行指標となるISM製造業景況指数の結果に注目したい。また本日から四半期の新年度となり、月初要因も絡むため、株価変動による為替への影響を注視したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。