米ドル高の流れが継続か

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米ドル高の流れが継続か

米ドル高の流れが継続か
相場レポート

2021.03.31

2021.04.02

本日のポイント

  1. 英国の第4四半期GDP

  2. オーストラリアの小売売上高&貿易収支

前日のNY市場は、株安・金利高・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円売りの流れが継続。米10年債利回りが約1年2ヶ月ぶりの高水準となる1.77%台まで上昇したことを背景に米ドル買いの流れが強まり、米ドル/円は110円の節目を上抜ける結果となった。

テクニカル的に見ると、次のレジスタンスラインとして意識されるのは、コロナショック後の戻り高値111.500~111.700付近となるため、110円台での値動きに注目したい。一方で、日足の200MAから乖離した高値圏で推移しているため、月末・四半期末・年度末のリバランスの影響や、週末に控える雇用統計に備えたポジション調整による下落に警戒したい。

本日は、15時に英・第4四半期GDP【確報値】、英・第4四半期経常収支、18時に欧・消費者物価指数【速報値】、21時15分に米・ADP全国雇用者数、21時半に加・GDP、23時に米・中古住宅販売保留、米・週間原油在庫、翌8時50分に日・第1四半期日銀短観、翌9時半に豪・小売売上高、豪・貿易収支、翌10時45分に中・財新製造業PMIが予定されている。

ロンドン・NY時間帯ともに各国の重要経済指標が予定されており、翌朝には日本とオーストラリア、中国の重要経済指標が控えているため、米ドルの方向性を静観しつつ、各通貨の強弱を注視したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。