月末要因に警戒か

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月末要因に警戒か

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相場レポート

2021.03.30

2021.03.30

本日のポイント

  1. クオールズFRB副議長の発言

  2. 翌朝の中国の重要経済指標

前日のNY市場は、株高・金利高・原油高のリスクオン基調となり、米ドル買い・円売りの流れが継続。米ドル/円は一時109円前半まで下落したものの、ロンドン・NY時間帯では押し目買い優勢となり、109円台後半で底堅く推移する結果となった。テクニカル的に見ると、109.800付近が直近レジスタンスラインとなっているため、上抜けた場合は110円の節目ブレイクを狙った値動きが想定される。

本日は、21時に独・消費者物価指数【速報値】、22時に米・クオールズFRB副議長の発言、23時に米・消費者信頼感指数、27時半に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、翌9時にNZ・ANZ企業景況感、翌9時半に豪・住宅建設許可件数、翌10時に中・製造業PMI、中・非製造業PMIが予定されている。

米国の要人発言等による値動きを静観しつつ、翌朝に控えるニュージーランド・オーストラリア・中国の重要経済指標の結果に注目したい。また、翌朝は仲値公示に月末要因が絡むため、am10時頃に向けた米ドルや円の急騰・急落や、月末要因が値動きのきっかけとして110円を上抜ける展開も想定されるため、ストップロスによる急変動に警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。