FOMCに向けた様子見ムードとなるか

XMTrading(エックスエム)

XMTrading

XM公式アプリ

セーシェル金融庁(SC:FSA)公式認定ブローカー(証券ディーラーライセンス番号SD010)

FOMCに向けた様子見ムードとなるか

FOMCに向けた様子見ムードとなるか

FOMCに向けた様子見ムードとなるか
相場レポート

2021.03.16

2021.03.16

本日のポイント

  1. 米国の小売売上高

  2. ニュージーランドの第4四半期経常収支

前日のNY市場は、株高・金利安・原油安のリスクオン基調となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。日本時間の深夜1時頃には、一時的に米ドル買い・円買いが強まったものの、引けにかけては株高・金利安の影響もあり、米ドル売り・円売りの流れが継続する結果となった。米ドル/円は108.900~109.300付近の狭いレンジ内で推移しており、明日の深夜に控えるFOMCに向けた様子見ムードが広がっている状況だ。

また、欧州(ドイツやフランスなど)は英・アストラゼネカ製の新型コロナウイルスのワクチン使用を中断したとの報道があり、リスクオフ要因として意識される可能性がある。これは、接種後に深刻な血栓が生じる事例があったとの報告があり、配布を停止している状況だ。これに伴い、欧州圏のコロナ感染が再拡大する可能性が指摘されており、早期経済回復への影響が懸念されているため、ユーロや英ポンドの値動きに要警戒となるだろう。

本日は、19時に独・ZEW景況感調査、21時半に米・小売売上高、米・輸入物価指数、22時15分に米・鉱工業生産、翌6時45分に NZ・第4四半期経常収支が予定されている。米国の経済指標を静観しつつ、翌朝に控えるニュージーランドの重要経済指標の結果を注視したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。