週末に向けた米ドルの方向性に注目か

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週末に向けた米ドルの方向性に注目か

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週末に向けた米ドルの方向性に注目か
相場レポート

2021.03.02

2021.03.02

本日のポイント

  1. カナダの第4四半期GDP

  2. オーストラリアの第4四半期GDP

前日のNY市場は、株高・金利高・原油安のリスクオン基調となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。米ドル/円は一時的に106.400付近まで下落したものの、ロンドン・NY時間帯では押し目買い優勢となり、106.900付近まで上昇する結果となった。テクニック的に見ると、直近レジスタンスラインの106.700を上抜けているため、重要な節目となる107.000を狙った値動きが想定される。

一方で、日足の200MAから乖離した高値圏で推移しているため、雇用統計の結果を待ちながらの様子見ムードが広がる可能性もあるだろう。米金利や株価変動による為替への影響も指摘されており、バイデン大統領の追加経済対策の行方も焦点となるため、ヘッドラインニュースに警戒しながら、週末に向けた米ドルの方向性に注目したい。

本日は、19時に欧・消費者物価指数【速報値】、22時半に加・第4四半期GDP、27時に米・ブレイナードFRB理事の発言、28時に米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言、翌9時半に豪・第4四半期GDP、翌10時45分に中・財新サービス業PMIが予定されている。NY時間帯に控えるカナダのGDPや、翌朝オーストラリアのGDPの結果による市場の反応を注視したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。