雇用統計前の様子見ムードとなるか

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雇用統計前の様子見ムードとなるか

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相場レポート

2021.03.03

2021.03.03

本日のポイント

  1. 米国のISM非製造業景況指数

  2. オーストラリアの小売売上高&貿易収支

前日のNY市場は、株安・金利安・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。米ドル/円は106.700~106.900付近の狭いレンジ内で推移しており、1日の値幅は約30pipsと小幅な値動きとなった。高値圏の上値の重さが意識される一方で、107.000の節目トライの意欲も見られることから、107.000を上抜けするか、106円台前半に下落する流れとなるかに注目したい。

本日は、22時15分に米・ADP全国雇用者数、22時半に加・住宅建設許可数、24時に米・ISM非製造業景況指数、米・ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言、24時半に米・週間原油在庫、27時に米・エバンス:シカゴ連銀総裁の発言、28時に米・地区連銀経済報告(ベージュブック)、29時15分に NZ・オアRBNZ総裁の発言、翌9時半に豪・小売売上高、豪・貿易収支が予定されている。

週末に控える雇用統計の先行指標として、ISM非製造業景況指数の結果に注目が集まっている状況だ。また、翌朝のニュージーランド総裁の発言やオーストラリアの小売売上高・貿易収支の結果によって、高値圏で推移しているオセアニア通貨の動向を注視したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。