欧州諸国の製造業&サービス業PMIに注目か
2021.02.19
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2021.02.19
欧州諸国の製造業&サービス業PMI【速報値】
米国の経済指標&要人発言
前日のNY市場は、株安・金利高・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。米ドル全面安になったことで、米ドル/円は105.900から105.600付近まで下落し軟調に推移する結果となった。円安との相殺関係により狭い値幅内で推移しているため、直近レンジ上下限の105.600~105.900のどちらかにブレイクした場合は、一段安・一段高になりやすい水準となっている。
また、早期経済回復への期待感から英ポンドが独歩高となり、直近高値圏での揉み合いが続いている状況だ。英ポンド/円は147円台後半、英ポンド/米ドルは1.39台後半まで上昇しているため、重要な節目となる148.000円と1.40000を上抜ける展開があるかに注目したい。
本日は、16時に英・小売売上高、17時15分に仏・製造業&サービス業PMI【速報値】、17時半に独・製造業&サービス業PMI【速報値】、18時に欧・製造業&サービス業PMI【速報値】、18時半に英・製造業&サービス業PMI【速報値】、22時半に加・小売売上高、23時45分に米・製造業&サービス業PMI【速報値】、24時に米・中古住宅販売件数、25時に米・ローゼングレン:ボストン連銀総裁の発言が予定されている。
ロンドン時間帯に、フランス・ドイツ・欧州・イギリスの製造業&サービス業PMI【速報値】が集中しており、NY時間帯の経済指標も多く予定されているため、各国の経済指標の結果を静観しつつ、週末クローズに向けた米ドル・英ポンドの値動きを注視したい。
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