ボラティリティの低下に警戒か
2021.02.15
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2021.02.17
米国は祝日による休場
アジア市場は春節による連休中
週明けは、ほぼ窓なしでスタート。米ドル売り・円売りの流れで始まっており、米ドル/円は104.900~105.100の狭いレンジ内で推移している。テクニカル的に見ると、104.500付近では押し目買い優勢となり、105円台前半にかけては戻り売りが入りやすい水準であることから、新たな材料が出るまでは104.500~105.500のレンジ内の推移が想定される。
また円売り・米ドル売りの中、早期経済回復への期待感から英ポンドが独歩高となっており、英ポンド/円は146円台前半、英ポンド/米ドルは1.39台前半まで上昇している状況だ。直近レジスタンスラインを上抜けているため、ショートカバーによる一段高に警戒したい。とくに本日は休場となっている国が多いため、ロンドン市場OPEN前後の値動きに要警戒となるだろう。
本日は重要な経済指標の発表は予定されていない。春節により香港・中国などのアジア市場は休場となっており、米国は祝日による休場(株式・債権市場など軒並み休場)となっている。薄商いの中、ロンドン時間帯に仕掛け売買があるかを静観しつつ、週明けの米ドルの方向性に注目したい。
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