リスクオンによる株価上昇の流れが継続か

2021.02.09
2021.02.09
本日のポイント
米国の3年債入札
翌朝の中国の重要経済指標に警戒
前日のNY市場は、株高・金利安・原油高のリスクオン基調となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。米ドル/円は、ロンドン時間帯に直近高値の105.700付近まで上昇したものの、NY市場OPEN後は米ドル売り・円買いの流れが強まり、105.200付近まで下落する結果となった。ダウ平均株価は史上最高値を更新しており、6日連続で値上がりを記録している状況だ。1/20のバイデン新大統領の就任日につけた高値を超えており、ナスダックやS&P500の株価指数もそれぞれ最高値を更新している。これは、新型コロナウィルスのワクチン効果や早期経済回復への期待感によるリスクオンであり、先行きを楽観視する見方が広がっているようだ。
また、テスラの株価とビットコインの値動きの相関関係が指摘されており、さらにS&P500との連動性にも注目が集まっている状況だ。テスラがビットコインを約15億ドル購入したとの報道によってビットコインが急騰しており、両者の時価総額は約8,000億ドルとなっている。そのため、ビットコインが下落するとテスラの株価も連動して下落し、米株(S&P500)の下落につながりやすいとの指摘があるようだ。最近まで、米株下落時には米ドル買いが起こりやすい相場環境であったが、現在は株価と米ドルの連動に一貫性がないため、為替市場の値動きは新たな材料が出るまではリスクオン基調の様子見ムードとなるだろう。
本日は、24時に米・JOLT労働調査、27時に米・3年債入札、翌8時半に豪・ウエストパック消費者信頼感指数、翌10時半に中・消費者物価指数、中・生産者物価指数が予定されている。各国の経済指標の結果を静観しつつ、株価・ビットコインの過熱感のある上昇の継続性に注目したい。
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