薄商いを狙ったフラッシュクラッシュに警戒か

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薄商いを狙ったフラッシュクラッシュに警戒か

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薄商いを狙ったフラッシュクラッシュに警戒か
相場レポート

2020.12.28

2020.12.28

本日のポイント

  1. 米ドルの方向性に注目

  2. ボラティリティの低下に警戒

週明けは、ほぼ窓なしでスタート。米ドル/円は103.500付近で推移しており、直近レンジの103.300~103.800付近をどちらかにブレイクするまでは方向感に欠ける展開が想定される。また、英ポンド安で始まっており、英ポンド/米ドルは1.35台前半、英ポンド/円は140円台前半で推移している状況だ。EUと英国の通商交渉は合意したとの報道があったが、一部に関しては年明けに交渉が延長されるとの発言もあるため、引き続きヘッドラインニュースによる乱高下に注意したい。

本日は、27時に米・2年債入札、米・5年債入札が予定されている。今週は月末・四半期末・年度末が重なる特異週であり、祝日によって各国が短縮取引・休場となる日が多いため、ボラティリティの低下を狙った急変動(フラッシュクラッシュ)に警戒したい

また、昨年の1月初週には円高のフラッシュクラッシュにより、米ドル/円が5分ほどで約500pipsも急落しているため、年末年始にかけてのポジション調整の値動きに注目したい。とくに機関投資家は、年間収支の関係で年始にポジション調整をする可能性が高いため、薄商いを狙った乱高下に要警戒となるだろう。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。