週明けの英ポンドの方向性に注目か

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週明けの英ポンドの方向性に注目か

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週明けの英ポンドの方向性に注目か
相場レポート

2020.11.23

2020.11.23

本日のポイント

  1. 欧州の製造業・サービス業PMI【速報値】が連続している

  2. 英国の要人発言に警戒

週明けは、ほぼ窓なしでスタート。米ドル売り・円売りの流れで始まり、米ドル/円は103円台後半で底堅く推移している。テクニカル的にみると、直近サポートラインの103.700付近を下抜けると一段安になりやすいため、円高あるいは米ドル安の流れとなるかに注目したい。今週は、木曜日・金曜日が米国の祝日による4連休となるため、週初から週中にかけて値動きが活発化する展開が想定される。

本日は、17時45分に仏・製造業PMI、仏・サービス業PMI、17時半に独・製造業PMI、独・サービス業PMI、18時に欧・製造業PMI、欧・サービス業PMI、18時半に英・製造業PMI、英・サービス業PMI、23時45分に米・製造業PMI、米・サービス業PMI、24時半に英・ベイリーBOE総裁の発言、英・MPC委員3名の発言、25時半に米・2年債入札、27時に米・5年債入札が予定されている。

ロンドン時間帯から製造業・サービス業のPMI【速報値】が連続しており、NY時間帯からは英国の要人発言が多く控えている状況だ。合意までの期限が迫る中、英国とEUの通商協議に市場の焦点が集まりやすい状況であることから、経済指標による値動きを静観しつつ、ヘッドラインニュースによる急変動に警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。