このまま米ドル売り・円買いの流れが継続か

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相場レポート

2020.11.19

2020.11.19

本日のポイント

  1. トルコ政策金利&声明発表

  2. 南アフリカ政策金利&声明発表

前日のNY市場は、株安・原油高・金利高のマチマチの展開となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。引けにかけて円全面高となったことで、米ドル/円は103.600付近まで下落する結果となった。週明けから米ドル売り・円買いの流れが継続しているため、週末にかけての反動があるか、103円台前半に向けて一段安となるかに注目したい。

本日は、20時にト・TCMB政策金利&声明発表、22時半に米・新規失業保険申請件数、米・フィラデルフィア連銀景況指数、24時に欧・ラガルドECB総裁の発言、米・景気先行指数、米・中古住宅販売件数、また時間未定で、南ア・SARB政策金利&声明発表が予定されている。

とくに、直近のトルコリラは利上げを織り込んで上昇しているため、据え置きや期待値以下の利上げ幅の場合は下落リスクが高まるだろう。市場関係者による利上げ予想は1.5%(150bp)~5.0%(500bp)となっているが、大幅利上げはトルコの住宅販売に悪影響があるため、中間値付近の200bp~300bpの利上げが想定される。新興国通貨の政策金利発表による値動きを警戒しつつ、米ドルの方向性を静観したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。