リスクオフ基調で米ドル買い・円買いが加速

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リスクオフ基調で米ドル買い・円買いが加速

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リスクオフ基調で米ドル買い・円買いが加速
相場レポート

2020.09.22

2020.09.22

本日のポイント

  1. 日本は連休により休場

  2. パウエルFRB議長とムニューシン財務長官の議会証言に注目

前日のNY市場は、株安・金利安・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円買いの流れが加速。NYダウは一時900ドル超の下落となり、医療・金融・ITなど幅広く売られる展開となった。これは米最高裁判事の人事に関するヘッドラインニュースや米国のコロナ感染拡大への懸念、英国のロックダウン再開への懸念により、株価が下落したとの見方もあるようだ。為替では、リスク感応度の高いオセアニア通貨や、英ポンドが売られる展開となった。

米ドル/円は104.000の節目への下値トライがあったものの、NY時間帯に急激な円安になる局面があり、ショートカバーも相まって104円台後半まで急上昇。その後も104円台後半で底堅い推移となっている。前日の高値104.800付近を上抜けするか、再度104.000節目を狙った値動きがあるかに注目したい。

本日は、16時半に英・ベイリーBOE総裁の発言、23時に米・中古住宅販売件数、エバンス:シカゴ連銀総裁の発言、23時半に米・パウエルFRB議長の議会証言、ムニューシン財務長官の議会証言、26時に米・2年債入札が予定されている。要人発言が多く控えているため、発表時刻前の思惑による値動きや、発表後の急変動に警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。