各国の要人発言や重要経済指標の発表に警戒か

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各国の要人発言や重要経済指標の発表に警戒か

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各国の要人発言や重要経済指標の発表に警戒か
相場レポート

2020.09.03

2020.09.03

本日のポイント

  1. 週末に向けた米ドルの方向性を見極めたい

  2. 米・ISM非製造業景況指数に注目

前日のNY市場は、株高ながら金利安・原油安のマチマチの展開となり、米ドル買い・円買いの流れが加速。とくに米ドル買いが強まったことで、米ドル/円は106.300付近まで上昇したものの、円買いの流れにより上値を抑えられる結果となった。週末に雇用統計を控えているため、ポジション調整による値動きも入りやすく、105.600~106.500のレンジ内での推移が想定される。

また米ドル買いの影響により、ユーロ/米ドルは1.12000付近から1.18台前半まで下落、英ポンド/米ドルは一時1.34台後半まで上昇したものの、1.33台前半まで下落している。利益確定売りによる一時的な下落との見方もあるが、ECB専務理事のユーロ高へのけん制発言や、英・ベイリー総裁のハト派発言に反応したとの指摘もあるようだ。

本日は21時半に加・貿易収支、米・新規失業保険申請件数、貿易収支、第2四半期非農業部門労働生産性、23時に英・ベイリーBOE総裁の発言、米・ISM非製造業景況指数、25時半に米・エバンス:シカゴ連銀総裁の発言が予定されている。とくに、23時に発表予定の米・ISMは週末に控えた雇用統計の先行指標となり、同時間帯に英・ベイリー総裁の発言が重なるため、米ドルや英ポンド絡みの通貨ペアへの影響を注視したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。