2020.09.04
2020.09.04
米雇用統計に注目
米国の連休入り前のポジション調整に警戒か
前日のNY市場は、株安・金利安・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円買いの流れが加速。米株の上昇をけん引してきたアップルやアマゾン、フェイスブックなどハイテク株の調整下げが入り、一時1000ドルを超える大幅安となった。
米ドル/円は、106.500付近まで上昇したものの、株安を背景に円買い・スイスフラン買いのリスクオフの流れが強まり、106円台前半まで下落。雇用統計の結果待ちの雰囲気もあり、ネガティブな内容の場合は米ドル売りが再開する展開となりそうだ。テクニカル的にみると、106.000~106.500のレンジボックスに入っており、上抜けた場合は106.700付近と107円の節目がレジスタンスラインとなっている。下抜けた場合は、105.600付近と105.300付近にかけてサポートされる形が想定される。
本日は17時半に英・建設業PMI、18時半に英・サンダースMPC委員の発言、21時半に加・失業率、米・雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率/平均時給が予定されている。米国が連休入り(9月7日がレイバーデイにより休場)するため、雇用統計発表後の市場の反応や、週末に向けたポジション調整による値動きに注意したい。
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