新たな材料待ちの相場となるか

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新たな材料待ちの相場となるか

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相場レポート

2020.08.25

2020.08.25

本日のポイント

  1. 月末リバランスに向けた値動きに警戒

  2. 週末のジャクソンホール会談に市場の関心が集まる

前日のNY市場は、株高・金利高・原油高のリスクオン基調となり、米ドル買い・円売りの流れが加速。米ドル/円は一時的に106円台まで上昇し、105.900付近で底堅い動きとなっている。欧州時間帯には米ドル売りもみられたが、NY市場OPEN後は一転して米ドル買いの流れが強まる結果となった。米ドル/円は105.700~106.100の狭いレンジ内での推移が想定されるが、どちらかにブレイクした場合は一段高・一段安の展開となるだろう。

月末のリバランスに向けた調整や、週末のジャクソンホール会談への思惑による値動きもあるため、上下動はあるものの値幅の狭い展開が予想される。一方で、EU離脱交渉の進展や、米経済刺激策に関するヘッドラインニュースによる影響など、様子見ムードの中の急変動に注意したい。

本日は、17時に独・IFO景況指数、23時に米・消費者信頼感指数と新築住宅販売件数、26時に米・2年債入札が予定されている。週明けの米ドル買いの流れが継続するか、また週末に控えているジャクソンホール会談(27日のパウエルFRB議長の発言)に向けての値動きがあるかに注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。