ドル安は継続するのか

2020.08.19
2020.08.19
本日のポイント
ドル安ユーロ高継続か
FOMC議事録公表による値動きに注意
前日のNY市場は、株高・金利安となり、S&P500が前日比プラス0.23%の3,389ポイントで、約半年振りに高値更新をした。アマゾンなどのハイテク株が牽引し、株価指数を押し上げた形だ。一方のダウ平均は続落。しかしながら、新型コロナウイルスのパンデミックによる景気後退への追加経済対策などから、株式市場全体では、上値追い継続ムードだ。
株価が堅調な一方で、為替市場はドル安だ。米ドル円は、NY時間に250ポイント下げ、本日のアジア時間もドル安が継続。一時105.1円まで下落した。しかしながら、100円付近に大口の買い支えが入っており、大きく下落するかは慎重に見極めたいところだ。また、ドルの急落を受けて、ユーロが買われる展開になった。ユーロドルは、昨日のNY時間で1.196を記録、約2年3ヶ月振りの高値更新となった。
本日は、21時半に加・消費者物価指数と加・卸売売上高の発表があり、23時半には米・週間石油在庫、また、26時には米・20年債入札が発表予定だ。さらに、27時には、米・7月FOMC議事録公表が予定されており、突発的な値動きも警戒される。前回のFOMCでは、フォワードガイダンスとインフレ指標の関連付けに触れなかったが、議事録で低金利政策の長期化を強調する方向に、フォワードガイダンスを明確化する意図があると記載があれば、ドル売りが加速する可能性もある。FOMC議事録の公表で各通貨に方向性が出るのか、注意深く見守りたい。
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