米ドル買いの流れが強まるか

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米ドル買いの流れが強まるか

米ドル買いの流れが強まるか
相場レポート

2020.08.20

2020.08.20

本日のポイント

  1. トルコ政策金利&声明発表

  2. FOMC議事録公表後の流れに注目

前日は東京市場OPEN後に米ドル売り・円売りの流れとなり、米ドル/円は105.100付近まで下落。NY市場OPEN後は一転して米ドル買いの流れとなり、FOMC議事録公表後はYCC(イールドカーブ・コントロール)に否定的な内容が示されたことで、株安・金利高・米ドル高の流れが強まり、ショートカバーも相まって106.100付近まで約100pipsの急上昇となった。

米追加金融政策への期待感の後退により、週明けから継続していた米ドル売りが一服し、一旦の調整局面に入ったとの見方もあるようだ。米ドル買いの継続性と、FOMC議事録公表後のロンドン市場・NY市場の流れを見極める展開となるだろう。月末に向けては月の始値105.800付近が意識されるラインとなるため、106円台を維持できるかに注目したい。

本日は、20時にト・TCMB政策金利&声明発表、20時半に欧・ECB理事会議事要旨公表、21半に米・新規失業保険申請件数、23時に米・景気先行指数が予定されている。トルコリラは対円で最安値、対ドルで最高値を更新しているため、トルコリラ売りが加速した場合は、サポートライン・レジスタンスラインのない空白地帯への値動きに警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。