
2020.08.14
2020.08.14
週末クローズに向けた値動きに注意
8/15開催予定の米中閣僚級会議に注目
前日のNY市場は、株安・原油安・金利高のマチマチの展開となり、米ドル/円は106.700~107.000付近の狭いレンジ内で推移。週明けから引き続き、ユーロ買い・英ポンド買いは見られるものの、週末を控えた中で米ドルと円の強弱がはっきりとしないことから、高値圏での揉み合いとなった。
米ドル/円は、テクニカル的には一段高に向けた上昇トレンドと見られるが、107円台前半では売り圧力が高まると予想されるため、直近高値ラインの107.400付近を上抜けられるかに注目したい。下値は106.600付近ではサポートされているため、106.600~107.400のレンジ内での推移となりそうだ。
本日は、21時半に米・小売売上高と第2四半期非農業部門労働生産性、22時15分に米・鉱工業生産、23時に米・ミシガン大消費者物信頼感指数が予定されている。また、8月15日には第一段階の通商合意が履行されているかを精査するために、米中の閣僚級会議が予定されている。週末クローズに向けた神経質な値動きやポジション調整による反動、米中関連の土日のヘッドラインニュースによる為替への影響に注意したい。
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