
2020.06.25
2020.07.16
今週は、米ドルの強弱に注視したい。3月の株価急落時は、下がり始めは米ドル全面安だったが、その後は米ドル全面高の流れに変わった。これは「リスクオフによる円買い」の流れが「リスクオフによる米ドル買い」にシフトしたことや、企業などの「ドル不足」が米ドル全面高の背景にあるとされている。しかし、6月現在はFRBによる流動性の供給がある状況だが、前日は株価急落により米ドル全面高となっており、不透明感が強い状況だ。
米ドル/円は、一時106円台前半まで下落したものの、リスクオフの米ドル買いやショートカバーによって、107円台まで回復。レンジ下限として意識された106.700を上抜けていることから、106.700~800付近は底堅い動きとなりそうだ。一方、IMF(国際通貨基金)が世界全体の経済成長率を引き下げたことや、トランプ米大統領の再選が危ぶまれるなど、上値の重い展開が予想される。テクニカル的には、106.700~107.200のレンジ内での推移が想定されるだろう。
本日は、20時にトルコ政策金利&声明発表。21時半に米・新規失業保険申請件数と第1四半期GDP(速報値)が予定されており、22時半以降には要人発言が連続している。コロナウィルス第2波への警戒感から、リスクオフによる円高でクロス円は上値の重い展開が予想されるが、米ドル高の流れが加速する可能性もあるため、ユーロ/米ドルや英ポンド/米ドルなど、ドルストレートの値動きにも注目したい。
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