2020.06.22
2020.07.16
週明けは、ほぼ窓なしでスタート。東京市場の米ドル/円は、106.800~106.900の狭いレンジ内で推移している。FOMCの弱気姿勢や地政学リスクなど、先週から上値の重い展開が続いているが、今週の焦点は「新たな材料」となりそうだ。引き続きコロナウィルスの感染第2波への影響を注視しつつ、今週の相場の流れを静観したい。
また19日、アメリカの1日の新規感染者数が3万人以上(5月1日以降で最多)となり、コロナウィルス第2波への警戒感が高まっている。とくに、早い段階で経済を再開したフロリダ州やアリゾナ州で急増しているようだ。新興国の感染者数も増加傾向にあることから、リスクオフの円買い要因となるだろう。一方、中国が米農産物の購入を拡大する意向との報道があり、これは円売り要因になる可能性がある。
今週は、円売り・円買い要因の持続性を確認しながらの取引となり、米ドル/円はレンジ内(106.500~107.600 / コア:106.700~107.500)での推移となりそうだ。本日は重要な経済指標はなく、24時に加・マックレムBOC総裁の発言が予定されているが、材料に欠ける展開が予想される。新たな材料によるレンジブレイクや、先週からのリスクオフによる円買い・ドル買いの流れが継続するかに注目したい。
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