米金利・中東情勢の交錯で荒れ模様、9月FOMC注視

2026.08.31
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2026.08.31
本日のポイント
独・消費者物価指数【速報値】(日本時間21時00分)
米・シカゴ購買部協会景気指数【8月】(日本時間22時45分)
米・ダラス連銀製造業活動指数【8月】(日本時間23時30分)
31日東京時間のドル円は方向感に乏しく推移した。前週末のジャクソンホール会議でウォーシュFRB議長が追加利上げを示唆し、一時160円台を回復したが、本邦当局の介入警戒感から戻り売りに押され159円台後半へ軟化した。加えて米軍によるホルムズ海峡周辺攻撃の報道で中東情勢が緊迫化し、有事のドル買いとリスク回避の円買いが交錯した。日経平均株価は反落し一時1,500円超安となるも、後場に入ってからは押し目買いも入って下げ幅を縮小し、前週末比208円04銭安の6万6,197円52銭となった。日経平均は米金利とハイテク株次第でボラティリティの高い展開が続き、中東情勢の緊迫化にも引き続き注意が必要である。欧州時間は、英国が休場でロンドン市場の流動性低下に注意が必要だ。同時間帯には独・8月消費者物価指数【速報値】が発表される。NY時間には米・シカゴ購買部協会景気指数やダラス連銀製造業活動指数が控え、製造業の底堅さを見極める材料となる。またG20を巡りベッセント米財務長官が「円の動きは抑制されており無秩序ではない」と述べ、介入姿勢を巡る発言への警戒も続く。今後は9月FOMCの行方を左右する米指標が相場の主戦場となる。
1. 独・消費者物価指数【速報値】(日本時間21時00分)
日本時間21時00分に8月の独消費者物価指数【速報値】が発表される。今回の予想は前月比+0.3%、前年比+2.9%、前回結果は前月比+0.8%、前年比+2.8%であった。食品やエネルギー価格の高止まりを背景に、前年比インフレ率は再び3%に接近する構えである。サービス価格の粘着性が続けば、ECBの金融政策運営に対する警戒感が一段と強まる可能性がある。
2. 米・シカゴ購買部協会景気指数【8月】(日本時間22時45分)
日本時間22時45分に8月のシカゴ購買部協会景気指数が発表される。今回の予想は57.8、前回結果は57.6であった。7月に大幅な改善を見せた反動から伸び悩みも警戒されるが、好不況の分岐点である50を上回る水準を維持できるかが焦点となる。翌営業日発表のISM製造業景気指数の先行指標とされるため、内容次第では市場が振れやすい展開も予想される。
3. 米・ダラス連銀製造業活動指数【8月】(日本時間23時30分)
日本時間23時30分に8月のダラス連銀製造業活動指数が発表される。今回の市場予想は+1.6、前回結果は+1.3であった。同指数は3か月連続でプラス圏を維持しており、テキサス州製造業の緩やかな持ち直し基調が続くかが注目される。関税政策を巡る不透明感が根強く残る中、値が再びマイナスに転じれば製造業の先行き懸念が強まる可能性がある。
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