
2026.05.22
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2026.05.22
独・IFO景況感指数(日本時間17時00分)
欧・ラガルドECB総裁の発言(日本時間17時30分)
加・小売売上高(日本時間21時30分)
東京時間では、米国とイランの和平協議の行方を探る様子見姿勢が続いた。前日の海外時間では、イランの高濃縮ウランの国外搬出に関する報道でWTI原油(OIL)や米10年債利回りが大幅上昇したが、イラン高官がこれを否定したことで上げ幅を縮小。本日はWTI原油(OIL)が98ドル付近で小動きする様子を眺めながら、為替は限定的な動きとなった。米ドル/円(USDJPY)は朝方に159円台に乗せ、午後には一時159.14円まで上昇。米ドル高基調の継続で下値は堅いが、積極的な買戻しもみられなかった。米ドル/円(USDJPY)以外の主要通貨ペアも動意が薄く、ほぼ横ばい。昨日に引き続き豪ドルがやや弱含んだが、対主要通貨で目立った下落には至らなかった。金(GOLD)は売りが優勢。ただ、4,500ドル付近で下値を支えられており、下げ一服後は4,525ドル付近まで反発の勢いがみられた。株式市場では、日経平均株価(JP225)は前日比+2.68%と大幅続伸。米株式市場でのハイテク株高受けて、寄り付きから半導体関連銘柄を中心に買いが先行。1週間ぶりに6万3,000円台を回復し、終値ベースで史上最高値となる6万3,339円を付けて取引を終えた。本日は、引き続き中東情勢に関するヘッドラインに警戒したい。関連報道で原油相場や米長期金利が神経質に反応する状況が続いているため、相場の急変動には注意が必要。また、週明け25日は英国や米国が祝日で不在のため、海外勢のポジション調整の動きが強まる可能性も想定しておきたい。
日本時間17時00分に、ドイツの5月IFO景況感指数が発表される。IFO景況感指数は、ドイツの企業を対象に現況や6ヵ月後の景況感をアンケート調査し、結果を指数化した指標。ドイツの経済指標のなかでも重要度が高く、ユーロ圏全体の景気見通しを把握するうえで注目される。市場予想は、現況指数が85.1、6ヵ月後の景気期待指数が83.5、両指数から算出した総合指数が84.2。景気期待指数は小幅に上昇する見込みだが、現況や全体の指数は前月から低下する見込み。前回4月は、中東情勢への悲観的な見方から、いずれの指数も予想を下回る低水準へと悪化した。引き続き弱い結果が示されると、欧州中央銀行(ECB)の利上げ期待がやや弱まる可能性が考えられる。一方、予想以上の結果となれば6月の利上げ期待を後押しする材料と判断される可能性がある。
日本時間17時30分に、欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁の記者会見が予定されている。ECBの次回6月会合での利上げはほぼ確実視されており、現状では年内3回の利上げの可能性が浮上している。ラガルド総裁がインフレ率の急速な伸びや利上げ見通しについて強気な姿勢を示すか注目したい。また、本日は日本時間20時30分にブイチッチ・クロアチア中銀総裁、カジミール・スロバキア中銀総裁、ミュラー・エストニア中銀総裁の発言も予定されている。各ECBメンバーの利上げに対する見解も確認しておきたい。
日本時間21時30分に、カナダの3月小売売上高が発表される。小売売上高は個人消費を反映するため、カナダの景気動向を把握するうえで注目しておきたい。市場予想は前月比+0.6%、変動が大きい自動車を除いた小売売上高は前月比+0.9%。総合指数は伸びが小幅に鈍化する見込みだが、自動車を除いた小売売上高は前月の+0.5%から伸びが加速する見込み。カナダでは中東情勢を背景にインフレが急加速しており、3月の小売売上高にも影響が反映されている可能性がある。結果が予想を上回るとカナダドルの買い材料、予想を下回るとカナダドルの売り材料と判断されやすい。
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