
2026.05.05
2026.05.05
加・貿易収支(日本時間21時30分)
米・ISM非製造業景況指数(日本時間23時00分)
米・要人発言(日本時間23時00分)
本日の東京市場はこどもの日の祝日により休場。前日の日経平均CFD(JP225)はNY時間序盤に59,987円まで上昇し、6万円台のせを試す動きを見せるも、その後は地政学リスクを背景とした米国市場の下げに連れて59,200円付近まで下押し。日本株ADRは全面安となり、みずほFGやホンダの売りが目立つ結果となった。本日は日経平均CFDが59,600円近くまで回復。前日に157.20台から155円台後半まで急落&リバウンドした米ドル/円(USDJPY)は、157円台前半で横這い。ほぼ10pips前後の極狭レンジに終始した。政府・日銀が4月30日に円買い・ドル売り介入を実施して以降、市場では追加介入への警戒感がくすぶっており、連休明けのロンドン勢が参入する欧州市場での動きが警戒される。本日の欧州・NY時間では、日本時間21時30分にカナダ3月貿易収支、23時には米・ISM非製造業(サービス業)景況指数(4月分)が発表される。前回の54.0から若干の低下が見込まれる中、価格指数の高止まりが確認されれば、FRBの利下げ先送り観測を一段と強める展開も想定される。加えて、ボウマンFRB副議長が23時から、バーFRB理事が25時30分から発言を予定。4月29日のFOMC後初となる公式コメントに注目が集まる。日米間では155円台半ばが事実上のコンセンサスとして意識されつつあり、160円を明確に超えない限り介入の発動は限定的との見方も浮上している。中東情勢の急変と要人発言を材料とした動きに注意しつつ、マーケットの流れを注意深く見守りたい。
日本時間21時30分に3月のカナダ貿易収支が発表される。今回の予想は25.0億カナダドルの赤字、前回結果は57.4億カナダドルの赤字であった。前回は輸入の増加が輸出の伸びを上回り、赤字幅が予想以上に拡大したが、今回はエネルギー資源を中心とした輸出の回復により、赤字幅が縮小する見通し。今後は、主要な貿易相手国である米国の景気動向が焦点となる。米国の内需が底堅く推移すれば、カナダの輸出改善が継続し、カナダドルを下支えする要因となる。地政学リスクに伴う物流コストの上昇が輸入額を押し上げるリスクには引き続き警戒が必要だ。カナダドル/円(CADJPY)の値動きからトレードチャンスを捉えたい。
日本時間23時00分に4月の米ISM非製造業景況指数が発表される。今回の予想は53.7、前回(54.0)から若干の低下が見込まれる。米国経済の約7割を占めるサービス業の景況感は、前月に続き拡大の節目である50を上回る推移が予想されている。特に新規受注や事業活動の底堅さが注目されるが、人手不足に伴う賃金上昇が価格転嫁され、「仕入れ価格指数」が高止まりするかが焦点だ。予想を上振れる場合、米経済の堅調さとインフレの粘着性が改めて意識され、早期利下げ観測の後退とともに長期金利とドルを押し上げる展開が予想される。追加介入が警戒されつつも底堅く推移する米ドル/円(USDJPY)の動きを注視したい。
日本時間23時00分にボウマンFRB副議長、25時30分にはバーFRB理事の発言が予定されている。ボウマン氏は直近の発言で「インフレ低下が停滞すれば追加利上げも排除しない」とのタカ派的な見解を示した。今回は、現状の金利水準を維持する期間の長期化について言及が予想される。一方、バー氏は「利下げ開始にはインフレの確信がさらに必要」と慎重な姿勢を見せている。両名の発言から利下げ開始時期のヒントを探る動きが強まることが予想される。サービス業のインフレに対して強い警戒感が示されれば、マーケットでは「タカ派寄り」と受け止められ、株価の重石となる可能性がある。史上最高値更新からやや下押ししたS&P500(US500)の動きを注意深く見守りたい。
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