
2026.02.10
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2026.02.10
米・小売売上高(日本時間22時30分)
米・要人発言(日本時間26時00分~)
米・3年国債入札(日本時間27時00分)
東京時間では、前日に加速した米ドル売りの流れを継続したまま、円全面高となった。昨日のNY時間に155.50円台まで下押した米ドル/円(USDJPY)は、本日朝方から買戻しが強まり上昇。ゴトー日の仲値に向けて156.20円台まで上昇したものの、仲値前には失速し、14時過ぎには155.00円付近まで安値を切り下げた。円主導の動きとなったことから、クロス円も揃って大幅下落。ドルストレートは方向感なく推移した。米ドルの軟調地合いに加え、円買い介入への警戒感が意識されている様子。金(GOLD)は5,000ドルを背に方向感なく横ばい。朝方に一時90ドル近い値幅で上下する動きがみられたが、東京勢参入後は50ドル程度のレンジ内にとどまった。ビットコイン(BTCUSD)は売り優勢。15時台には6万9,000ドルまで下押し、積極的な買戻しもみられない。株式市場では、日経株価(JP225)は前日比+2.28%と続伸。昨日から続く衆院選での自民党圧勝を好感したリスク選好の流れに加え、米ハイテク株高を背景にした買いも広がり、寄り付きから大幅高。明日が祝日で休場のため上値警戒感も意識されたが、下げたところでは押し目を拾う底堅さが目立った。本日は22時30分に米国の小売売上高の発表を控えているため、NY時間序盤は荒い値動きが予想される。また、明日は延期されていた1月の米雇用統計の発表が予定されているが、年次改定も同時に発表されるため、通常よりも注目度が高い点には要注意。早ければ本日中から様子見ムードが広がる可能性があるため、市場の動向を注視したい。
日本時間22時30分に、米国の12月小売売上高が発表される。米商務省センサス局が毎月発表する小売売上高は、米国内の小売業の売上高を月毎に集計し、指数で示した指標。米国内の個人消費者や消費者マインドを測るうえで重要視される。また、米国では国内総生産(GDP)の約7割を個人消費が占めるため、景気動向を把握する上で注目度が高い。市場予想は前月比+0.4%。変動が大きい自動車を除いたコア小売売上高は前月比+0.4%。ともに前月から小幅に鈍化する見込み。前回11月は、自動車購入やガソリン価格の上昇などを背景に、予想を上回る伸びとなった。年末商戦に向けて消費者の購買意欲も高まっており、衣料品やスポーツ・娯楽品などさまざまな項目が増加。今回12月の結果も、サイバーマンデーの影響で堅調さを維持することになるか注目したい。
本日は米連邦準備制度理事会(FRB)関係者の発言が予定されている。日本時間26時00分にハマック・クリーブランド連銀総裁、日本時間27時00分にローガン・ダラス連銀総裁がそれぞれ発言予定。両名はかねてからインフレリスクへの懸念を示しており、利下げに慎重な姿勢を示してきた。現時点ではパウエル議長の任期終了となる5月までは政策金利の据え置きを維持し、利下げ再開は6月以降とする見方が優勢。米国の労働市場は依然として低調だが、失業率が安定してきていることなどを理由に、1月会合で4会合ぶりとなる据え置きが決定した。また、最新の消費者調査によると1年先のインフレ期待も12月時点から低下しているため、今後のインフレ見通しに新たな見解が示されるか注目したい。
日本時間27時00分に、米財務省による3年国債入札(580億ドル)が実施される。明日11日は10年国債入札(420億ドル)、12日は30年国債入札(250億ドル)と、市場注目度が高い中・長期国債入札が続くため、市場の需要を確認しておきたい。昨日は一部のメディアが「中国規制当局が米国債の保有を制限するよう大手金融機関に支持した」と報じており、為替市場では米ドル売りが加速。債券市場でも長期金利が一時上昇し、米国債売りへの警戒感からリスク分散の動きがみられた。米国の信認低下が意識される状況が続いているため、国債利回りや米ドルの動向には注意が必要。ただし、本日の国債入札が好調な結果となれば利回り低下(債券上昇)に連動した米ドル安、低調な結果となれば利回り上昇(債券下落)に連動して米ドル高の動きが生じる可能性も留意しておきたい。
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