
2026.02.09
NEW
2026.02.09
欧・要人発言(日本時間17時00分~)
米・要人発言(日本時間27時30分~)
英・要人発言(日本時間28時30分)
週明けの東京時間では、序盤から円相場が大きく上下する動きとなった。昨日の衆議院選挙で自民党が圧勝したことを受けて、朝方は大幅な円安でスタート。米ドル/円(USDJPY)は大きく乱高下しながら8時過ぎには157.65円台まで上昇し、先月23日ぶりの高値を更新した。しかし、東京勢の本格参入を待たずに買いの勢いは途絶え、一転して大幅下落。三村財務官や木原官房長官からの円安けん制発言が相次いだことも円相場の重しとなり、米ドル/円(USDJPY)は仲値通過後に156.22円まで下押すなど荒い動きをみせた。クロス円は米ドル/円(USDJPY)に連れて大きく上下に振れる動き。ドルストレートはやや米ドル安優勢で小幅に推移した。金(GOLD)は5,000ドルを回復。前週までと比較してボラティリティは縮小傾向にあり、方向感が乏しい中でのじり高となった。ビットコイン(BTCUSD)は節目の7万ドルが意識されており、東京時間では7万ドル~7万1,000ドルの価格帯で小動き。先月末に加速した急落が一旦落ち着いたため、ここから積極的な買戻しがみられるか注目したい。株式市場では、日経株価(JP225)は前週末比+3.89%と大幅続伸。衆議院選挙での自民党圧勝を受けて、寄り付きから大幅高でスタート。取引時間中の史上最高値となる5万4,782円を更新してからは高値圏でのもみ合いが続き、前週末から一時3,000円超の上げ幅を見せるなど、リスク選好の動きが強まった。本日は欧米各国の要人発言以外は目立った経済イベントが予定されていない。週末の衆院選挙の結果を受けて、海外勢がどのような反応を示すのか注目したい。
本日は欧州中央銀行(ECB)関係者の発言が予定されている。日本時間17時00分にシムカス・リトアニア中銀総裁、日本時間21時00分にチーフエコノミストのレーン専務理事、日本時間25時00分にラガルドECB総裁とナーゲル独連銀総裁が発言予定。先週5日に開かれた理事会では、ECBは市場予想通り政策金利の据え置きを決定。ラガルド総裁の記者会見では現在の金利水準が適切であるとの従来の見方が繰り返された一方で、対米ドルで加速するユーロ高が想定以上に物価を押し下げる可能性があることにも言及された。理事会後にはエスクリバ・スペイン中銀総裁がインフレ見通しは安定しているとの考えを述べたが、レーン・フィンランド中銀総裁やビルロワドガロー仏中銀総裁はインフレ率の下振れリスクを指摘。ECB関係者の間でも見解が異なる可能性があるため、各メンバーの最新の経済見通しについて確認しておきたい。
本日は米連邦準備制度理事会(FRB)関係者の発言に注目したい。日本時間27時30分にウォラーFRB理事、日本時間28時30分と日本時間翌7時00分にミランFRB理事、日本時間29時15分にボスティック・アトランタ連銀総裁が発言予定。現状ではFRBの次回の利下げの可能性は6月以降との見方が優勢だが、年内の利下げ見通しについてFRB関係者から新たな見解が示されるか注目したい。1月会合では、ウォラー理事とミラン理事が利下げを主張したものの、市場予想通り政策金利の据え置きが決定。労働市場は引き続き軟調に推移しているが、インフレ率の高止まりへの懸念もあり、利下げに消極的な意見も挙がっている。本日発言予定のウォラー理事とミラン理事は引き続きハト派姿勢を維持するとみられるが、ボスティック・アトランタ連銀総裁は年内の利下げに否定的な意見を述べているため、それぞれの見解に注目したい。
日本時間28時30分に、イングランド銀行(BOE)英中銀金融政策委員会(MPC)のマン委員の発言が予定されている。MPC内のタカ派メンバーとハト派メンバーで見解が分かれる状況が続いているため、次回3月会合に向けて各メンバーの見通しを確認しておきたい。先週はマン委員と同じタカ派メンバーでチーフエコノミストのピル委員が、4月にかけてインフレ率が低下するとの見通しに対して「過度に安心してしまうリスクがあり、インフレ率が目標を下回らないことが重要」と発言。次回3月会合での利下げも視野に入る状況だが、利下げペースの加速に対して慎重な見方を示した。マン委員は2月会合で据え置きを支持したものの、「追加利下げを支持するにはまだ十分ではない」との理由から、他のタカ派メンバーと比較するとタカ派色はやや弱いとみられる。本日の発言から、2月会合の結果や3月会合に向けての新たな見解が述べられるか注目したい。
最近のレポート 記事一覧
2026.02.09
NEW
衆院選後の円相場や株価の動向に注目
衆院選後の円相場や株価の動向に注目
2026.02.06
NEW
衆院選を控えた円相場の動向を注視
衆院選を控えた円相場の動向を注視
2026.02.05
NEW
貴金属売りとリスク回避の米ドル買い・円買いに注意
貴金属売りとリスク回避の米ドル買い・円買いに注意
2026.02.04
NEW
米経済指標と円安の動向を注視
米経済指標と円安の動向を注視
2026.02.03
NEW
米ドル高・株高の地合いが継続か
米ドル高・株高の地合いが継続か
2026.02.02
NEW
貴金属や暗号資産の急落に警戒
貴金属や暗号資産の急落に警戒
2026.01.30
米・次期FRB議長指名と米ドルの動向に注意
米・次期FRB議長指名と米ドルの動向に注意
2026.01.29
米政府機関閉鎖の可能性や地政学リスクに警戒
米政府機関閉鎖の可能性や地政学リスクに警戒
2026.01.28
米・FOMC後のパウエル議長会見に注目
米・FOMC後のパウエル議長会見に注目
2026.01.27
米ドル売り・円買い一服の様子見相場
米ドル売り・円買い一服の様子見相場