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米下院のつなぎ予算案表決の行方を注視

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相場レポート

2025.11.12

NEW

2025.11.12

本日のポイント

  1. 英・要人発言(日本時間21時05分)

  2. 米・要人発言(日本時間23時20分~)

  3. 米・10年国債入札(日本時間27時00分)

東京時間では、リスク選好の動きで円売りが強まった。昨日のNY時間に米ADP社が発表した週次の雇用データが減速したことを受けて、市場では一時米ドル売りが加速。米景気後退懸念で警戒感が強まる場面が見られたが、東京時間では一転してリスクオンの地合いとなった。米ドル/円(USDJPY)は朝方に154円付近を推移していたが、東京勢が本格参入する9時を回ると買いが加速。先月末から上値を抑制していた154.50円付近のレジスタンスを上抜け、今年2月12日以来となる154.79円まで大幅上昇した。円全面安の動きから、クロス円も揃って堅調に推移。ユーロ/円(EURJPY)は史上最高値となる179円台に到達した。金(GOLD)は下落。朝方に4,145ドル付近まで上値を伸ばしたものの、米ドル/円(USDJPY)の上昇が強まると同時に売りへと転じ、前日安値付近の4,098ドルまで下押した。ビットコイン(BTCUSD)はNY引け後に付けた安値10万2,400ドル台を背に反発。東京時間では10万3,500ドルまで値を戻したものの、買い戻しの勢いは弱く、上値の重さが目立った。株式市場では、日経株価(JP225)は前日比+0.43%と反発。昨日のソフトバンクGの決算発表を受けて同社株が急落したことから、寄り付き後は一時300円超まで売りが加速。しかし、下げ一服後は買戻しが強まり、5万1,000円台に乗せて取引を終えた。本日は主要各国の目立った経済指標の発表が予定されていないため、各国の要人発言やリスク動向に注目が集まりそうだ。日本時間の明日早朝からは米政府機関閉鎖解除に向けた米議会下院での審議が始まるため、可決の報道が伝わった場合はリスクオンが意識されやすいことに注目したい。

1. 英・要人発言(日本時間21時05分)

日本時間21時05分に、イングランド銀行(BOE)英中銀金融政策委員会(MPC)のチーフエコノミストであるピル委員の発言が予定されている。英国の利下げ前倒しの可能性が高まっているだけに、タカ派スタンスのピル委員が次回12月会合での金融政策判断についてどのように言及するか注目したい。昨日の欧州時間序盤に発表された英国の雇用統計が想定以上に減速したことを受けて、発表後に英ポンドが急落。12月会合での利下げ期待を織り込む動きとなった。雇用統計発表後に行われたグリーンMPC委員の発言では、高水準が続いていた賃金上昇率が減速したことを良い兆候としつつ、根強いインフレリスクを抑制するために引き締め的な政策を維持する必要があると述べられ、タカ派姿勢を維持。本日のピル委員の発言もタカ派的な内容となった場合、市場は英ポンド買いで反応する可能性があることに注意したい。

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2. 米・要人発言(日本時間23時20分~)

本日は米連邦準備制度理事会(FRB)関係者の発言が多く予定されている。日本時間23時20分にウィリアムズNY連銀総裁、日本時間24時00分にポールソン・フィラデルフィア連銀総裁、日本時間24時20分にウォラーFRB理事、日本時間26時15分にボスティック・アトランタ連銀総裁、日本時間26時20分にミランFRB理事、日本時間翌6時00分にコリンズ・ボストン連銀総裁が発言予定。次回12月会合での利下げ期待がやや後退しているため、FRBメンバーの発言から最新の利下げ見通しを探りたい。ウィリアムズNY連銀総裁は10日に公開されたインタビューで、「米経済は一定の底堅さを示しており、現時点でインフレの鈍化の兆しは見られない」と発言。12月会合での政策判断は非常に難しいと述べ、据え置きの可能性を否定しなかった。他にも、デイリー・サンフランシスコ連銀総裁やムサレム・セントルイス連銀総裁も10月会合後にインフレリスクを懸念する内容を発言していることから、市場の利下げ期待が後退。本日発言予定のウォラー理事やミラン理事はハト派スタンスを維持すると考えられるが、他の連銀総裁から利下げに慎重な姿勢が示された場合、米ドル買いが強まる可能性があることに注意したい。

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3. 米・10年国債入札(日本時間27時00分)

日本時間27時00分に、米財務省による10年国債入札(420億ドル)が実施される。国債入札によって債券価格と利回りが変動すると、金利に連動して米ドルの値動きが活発になる可能性があるため注意したい。10日に実施された3年国債入札では、堅調な需要が確認されたことで米国債の下落が一服。米長期金利の指標となる米10年債利回りは小幅に低下し、米ドル売りがやや強まった。本日は市場注目度が高い中期国債入札となるため、需給の変化によって米金利や米ドルの値動きに影響を与える可能性が高い。債券と利回りは逆相関の動きを示し、米ドルは金利に連動して動く特徴がある。国債入札が好調な結果になると利回りの低下で米ドル売り、国債入札が低調な結果となると利回りの上昇で米ドル買いの動きが生じる可能性があるため、国債入札後の米ドルの値動きに注目してトレードチャンスを見極めたい。

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アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。

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